初めての受診の時に、検査の中に採血があってその結果
「プロラクチン値が高い」と先生に言われTRH負荷試験というものを受けることになりました。
プロラクチンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンのことで
主に出産後の授乳期に増加するホルモンなので妊娠をする前なのにこの数値が高いと
妊娠しにくくなると言われているらしいです。
人によっては生理不順や無排卵月経などの症状がでる可能性があるといいます。
先生の説明で一番ビックリしたのが
妊娠してないのに母乳が出てしまう人もいるんだとか・・・
プロラクチンの基準値は4~28くらいで、私の場合は70を超えていました。
なので「潜在性高プロラクチン血症」の疑いがあるということでした。
私にとってこの検査は二度としたくない検査ですね。
もういい大人ですが採血が大大大大嫌いです。
「この検査は三回採血します」と言われた時本当に逃げ出したくなりました。苦笑
この検査は朝イチでした。水とお茶以外は何も口にしないでくださいと指示が出ていました。
受付を済ませて、ベッドのある個室に入りいざ検査開始。
まずは一本目の採血。
「あれ・・、血管が・・・」
そうなんです、私の血管は見つけにくいらしく非常に迷惑をかけてしまう。
それでも、そこはさすが看護師さん、一本目は無事に採血完了。
続いてTRHというホルモンを注入。
注入後15分待って二度目の採血。これが大変でした。
私のせいで何度もやり直すことになってしまったので
「手首から取ってもらっても全然大丈夫です」と言ってなんとか二度目の採血完了。
そして、またホルモンを注入して待つこと30分。
いよいよ最後の採血。なんとか腕の方で血管が見えて三本目も無事完了し検査が終わりました。
採血の緊張のせいなのか、ホルモンを注入されても違和感を感じることはありませんでした。
ただ、人によっては気分が悪くなることもあるらしく「気分はどうですか」とよく聞かれましたね。
待合室でしばらく待って順番が来て診察室へ。
やはりプロラクチンの数値が高いらしく週に一回服用する「カバサール」という薬を処方されることになりました。
カバサールを服用してみて結構経ちますがこれといった副作用は特になく安心しました。
ただ、週に一回寝る前に服用なので飲み忘れそうになりますが・・
この検査を終えて不妊の原因がみつかり、一歩前進したような気がしました。